
京都の亀岡市に「みずのき」という重度の知的障害者支援施設があり、そこで絵を描く活動が続けられてきました。「アール・ブリュット」や「アウトサイダー・アート」と呼ばれるその美術作品を展示する美術館が開館したのでそのオープニングイベントに行ってきました。
保津川下りで有名な峡谷を抜けると亀岡のおおらかな田園風景が広がります。
商店街に建つ美術館は町屋を改修したこじんまりしたものですが、設計は建築家の乾さん、アートディレクションは菊地さんという面々。これは行かねば〜
美術作品は人によってかなり個性があっておもしろかったです。電化製品を極端にまた細かいところまで描写した室内を描く人だったり、立体を作る人だったり。
オープニングのトークイベントは目の前の駐車場にパイプ椅子を置いて行われました。開放された活動を表現しているのか、商店街を通る人が自然に参加したり、建物の中で行う講演会とは全く違う空間がそこにありました。

帰り道にあったかわいい喫茶店。裏が大きな池で窓際が気持ち良いところ。