奈良の海龍王寺に行ってきました。こじんまりしたお寺。

この写真が奈良のお寺らしさをすごく表しているのではないかと思います。
良い言葉が見つかりませんが、手付かずの美しさ。
奈良と京都の違いはここだと思うのです。

これが参道です。堀辰雄さんの本にこの風景が描いてあるらしく、
それを読んで来る方も多いそうです。
住職曰く、だからなるべく自然のままにしていると。

このお寺は本当に小さくて、目印もないので、場所を知っている私でさえ通り過ぎました。
この直前に薬師寺の東塔の特別入堂に行ってたので、王道との違いが感じやすかったのだろうけど、私は素朴な海龍王寺をお勧めします。
この日のメインイベントはここの住職とみうらじゅんさんとの対談だったのですが、地震の直後だった為、みうらさん来られず。
落ち着いたらまた来ていただきたいです。
関東のみなさまも心を癒すためにも是非いらして下さいね!

京都の蹴上にある琵琶湖疎水、南禅寺の中の水路閣

上に上がると水の流れが勢いよく

蹴上インクライン
船を台車に載せて傾斜を上がっていく傾斜鉄道跡。

インクラインの下を横切るトンネル。
よく見るとアーチの煉瓦がねじれている。道に対してトンネルが斜めに走っている。

いいところ。桜もきれいだそうです。

梅田に最近竣工したドミニク・ペロー設計 富国生命ビル 2010年
手前は村野藤吾設計の梅田換気塔 1963年

低層部分が上階より広がっていて、カーテンウォールが角度を振りながら取り付く。
ミラー部分に景色が写り込んで美しい。

吹抜部分の天井を見上げる。
ストライプ状にミラー

エキスパンドメタルの天井

地下では映像と音を使ったインスタレーションが行われている
息苦しい地下街の中で気持ちのよい場になっています。
雑誌などでみるよりずっとよかったです。
近年の高層ビル建築のファサードの中において、同じガラスのカーテンウォールを使いながらも、有機的で表情豊かな生命力を感じました。
話は変わりますが、地下にあった'酒場やまと'という、カウンターのみの居酒屋、その行列が途切れない。
非常に気になる。。。おいしいから?安いから?